所蔵作品

  • 中国明時代末期から清時代初期(17世紀)に、景徳鎮の民窯で造られた焼き物である。古くより「古染付」と呼びならわし、茶人や数寄者により賞玩されてきた。茶の湯で使用される器で、日本からの注文により造られた日本人好みの器である。懐石で肴を盛る器として使用されるもので、膳の向こうに置かれることから「向付」と呼ばれる。轆轤成形ののち州浜形に歪め、多様な文様を描く。大らかな造形と飄逸な絵付け、口縁部の釉薬の剥がれである「虫喰い」などが特徴で、それらは古染付の見所とされるものである。

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H-130

染付州浜形向付

ソメツケスハマガタムコウヅケ


制作年:C.17
サイズ:口径14.7 底径7.4 高8.9㎝
技 法:染付・色絵
材 質:磁器
形 状: