所蔵作品

牧野信之助

牧野信之助
  • "過日横山氏まゐられ候由昨日醍醐に て黒板先生等と松茸狩の 折御同席致しいろゝゝと承ハり申候 久邇宮九条家その他 へ例の麻紙御おさめに相成候赴(ママ)大慶 御事に候 ついてハ昨日内藤先生より古経のき れ御所蔵のうち最古 品を切り下され候ニ付御おくり申上 候先づこの辺を目あてに やられ候ハゝ必ずよき品に相成候可 と存じよろしく御研究 願上候右の中二片ハ全く支那製尓て 一つ日本可と申され候 又純日本紙見本ハ京都小林製版所ニ て使用中のものニ候 産地ハうらに書き申候御参考迄ニさ し上候 溪仙クローデル合作も出来のよし紙 の製作者も廣告ニ見え御快心 と存じ候 右申上度御上洛の際ハ御 たちより相成度候     十八日   牧の      岩野様 〈紙見本同封〉    唐の紙・長屋王願経の紙        ※『史料絵絹から画紙へ』編者・岩野家所蔵書簡集刊行会によると、この料紙は渡来の紙    加賀・伊予の紙 "

1884/4-Sep-39

マキノシンノスケ

Shinnosuke MAKINO

C-38-581

牧野信之助書簡 内藤湖南より贈られた唐紙を送り古代紙の製作を求める 154‐11

Letter from Shinnosuke MAKINO


制作年:1926年10月18日
サイズ:牧野用箋25.5×18.4 唐紙27×2.7 26.5×1.9 26.5×2.2 包和紙30×15.9 封筒21×8.4
技 法:紙本墨書
材 質:紙 墨
形 状:牧野用箋1 唐紙3 包和紙1 封筒1