所蔵作品

菅楯彦

菅楯彦
  • "春光日滄々處益 々御健勝奉賀 候御發送の紙到 着実ニ佳い紙尓て 大切ニ使ひ度存候 御面倒申上御作 り被下候分ハ金泥と ゑのぐを少々用ひ 度候故極めてすこし ばかりのドーサ気 を御加へ被下てハ如何 ニ候やドーサ無くと も艸の合せかげん 尓て工合よく相成候 ヘバ其へんよろしく 御願申上候然し矢 張り少々ハすい加 減可゛よろしく候何分 宜敷御頼ミ申上候 早速御返事御申 上筈の處要用出 来帰阪致居延引 失礼致候 御上京も有之候ヘ バ何卆御立より 被下度願上候まこと 尓狭いところ尓候へ 共ちゐさき御湯も出ます  三月二十八日夕      菅楯彦 岩野平三郎様    坐下 又々御面倒致御厄 介ニ相成度と乍 思遂々と相成居候 私月末より貳三日写 生ニ出かけ月初ニ帰ります "

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スガ タテヒコ

Tatehiko SUGA

C-38-345

菅楯彦書簡 顔料の吸い加減の良い紙の試作を求む 94‐7

Letter from Tatehiko SUGA (1878-1963)


制作年:1940年3月28日
サイズ:便箋4枚22×18.7 封筒18.2×7.5
技 法:紙本墨書
材 質:紙 墨
形 状:便箋4 封筒1