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スガ タテヒコ
Tatehiko SUGA
C-38-342
Letter from Tatehiko SUGA (1878-1963)
岩野平三郎和紙関係資料
岩野平三郎 寄贈
制作年:1938年6月23日 昭和13年6月23日
サイズ:巻紙8.7×45 17.6×41.5 便箋4枚22.1×19 封筒20.7×8.5
技 法:
材 質:紙 インク
形 状:巻紙2 便箋4 封筒1
○ 會場尓て見ました小杉君 の使ふてゐた紙も御願申 上候 かけ物用尓します故艸の も少しちゐさい方可゛よろしきか これも淡ドーサを入たのを すこし御作り被下 皆ドーサ入と申上まし たのハ礬水引尓奈つてハよ よろしからず紙可゛古く枯 れた味を出す為尓ハ 何分よろしく御願申上候 近く御来阪の由何卆御 立寄り被下度願上候御 待ち申上候早々不備 六月二十三日 菅楯彦 岩野平三郎様 坐下 見本封入 ○大奉書のうち誠尓少々 ドーサを極淡くして入て見 て頂き度 ○麻紙も同様少々やつて 見て頂き度願上候 右尤カルキ洒し薬を使用 せぬ方ニして頂き度御願 申上候 薄いと墨色が淺薄ニ奈り ますし厚いと表装尓奈り尓く ゝ其辺御かげん被下度候 毎日欝陶敷事ニ存候 處益々御健勝尓て 何よりニ存上候過日ハ不 図久々尓て御目ニかゝり 一度御目ニかゝりいろ〳〵 御無理を願度兼て思 ひ居りまこと尓好期を 得申候御願申上候数々 何卆御記憶御製作 の程御願申上候 〈附一〉 ○大奉書と申ますか これを百枚 ○この通りニて畳一帖の 大盤をも御作り願上度 色ハ凡て古の位の色 可゛まこと尓よろしく候 何尓でも用ひられま して 〈附二〉 ○古の麻紙 より一寸厚く なつても薄く ならぬやう ○色ハ白くなり ても赤くなら ぬやう少々 白い方可゛よろしく 塵は草の方ニ して頂き度 ※8行目皆ドーサ~11行目の上にくくり線あり