所蔵作品

  • "粛啓春は唐突 拜趨古とに御多用 の中越御懇切に御案 内被下おかげ尓て光榮           あ る抄紙の實際越拝見 致す機會越得仕合 至極尓存候 就而は全國青年團 その他の講話材料として 用ゐたく候まゝ  早稲田大学図書舘  壁〈画〉用紙   着手年月日   仕上 〃 右に関する工場新築 又は抄紙場設備の概畧 秩父宮殿下御用紙  抄出着手月日  仕上 〃   寸法 前記の紙質又は紙種 各目、 後記の前日程 〈等〉御夛用の尊兄に 右の如き事容は心奈き わざ奈がら製紙歴史の           上に 且つは精神修養の好 参考資料尓毛有之 まげて御聞入被下度候 尚その砌御承諾を得 置候  悠紀主基御用紙の   破損の分尓て毛          有之候        らはゞ 二三葉御惠与願上度 幾久志く家寶として 十襲珍蔵致たく候 右不取敢御願旁        御礼 まで早々不宜  三月二十五日 東京市青山穩田四  久留島武彦       拜 岩野平三郎殿      座下 ※旧字体、合略仮名には〈 〉を付けました"

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C-38-165

久留島武彦書簡 御大礼屏風料紙抄造の見学の謝辞 65‐1

Letter from Takehiko KURUSHIMA (1874-1960)


制作年:1928年3月25日
サイズ:巻紙18.2×112.6 封筒20×8.5
技 法:紙本墨書
材 質:紙 墨
形 状:巻紙1 封筒1