所蔵作品

岩佐又兵衛勝以

岩佐又兵衛勝以
  • " 「和漢故事説話図」は、又兵衛が日本や中国の故事、物語を描いたもので、当美術館では12図合わせて所蔵している。種々の画題を脈絡なく組み合わせて一作品に仕立て上げる方法は金谷屏風に共通している。  本図はそのうちの一つで、二条天皇の大葬の際、墓所の周囲にかける額を、京都延暦寺の僧が奈良興福寺の額の上座に置いたため、興福寺の僧が怒って延暦寺の額を切り落としてしまうという『平家物語』の話を題材にしている。又兵衛の才能が大きく花開いた福井在住時代の作品で、表情豊かで躍動感あふれる人物描写が見どころである。"

1578-1650

イワサマタベイカツモチ

IWASA Matabei Katsuyoshi

J-19

和漢故事説話図 額打論

ワカンコジセツワズ ガクウチロン

Drawing from Chinese-Japanese Legends


制作年:17C.
サイズ:36×59.1cm
技 法:紙本着色
材 質:
形 状: