所蔵作品

岩佐又兵衛勝以

岩佐又兵衛勝以
  • " 「和漢故事説話図」は日本や中国の故事・説話・物語を各々12図に描いた作品で、もとは岡山藩主・池田家に伝来し、もとは1巻の巻物であったが、現在は一図ごとに軸装されている。制作は又兵衛福井在住時代の後半期である50代末頃から、江戸出府の60歳頃の作とされ、又兵衛の円熟した画境を示すものといえる。  本図はその中の一図で、『平家物語』の一節を絵画化したもの。加賀国(石川県)の目代(役人)となった近藤師経が、鵜川にある山寺に乱入したが、逆に寺僧たちに追い出されてしまい、しかも師径は愛馬の脚を折られてしまったというもの。馬の尾を切り落とすなど、物語にない場面などを書き加えるなどしており、乱闘の様子を滑稽味を交えながら生き生きと描き出している。"

1578-1650

イワサマタベイカツモチ

IWASA Matabei Katsuyoshi

J-16

和漢故事説話図 近藤師経と寺僧の乱闘

ワカンコジセツワズ コンドウモロツネトジソウノラントウ

Drawing from Chinese-Japanese Legends


制作年:17C.
サイズ:36×59.1cm
技 法:紙本着色
材 質:
形 状:


カード番号(5)