所蔵作品

横山大観

横山大観
  • 大観は大正12年12月7日付岩野平三郎宛書簡で、来年秋の展覧会用と裏打ちの大瀧紙100枚を発注したが、再興第11回院展出品作《早春》は絹本で描いており、《生々流転》に続き、この時点でも紙本はうまくいかなかったのだろう。大観は大正13年~14年に水墨の濃淡で木と小鳥を組み合わた《早春》の類似作を何点か試みており、それらはいずれも絹本であったが、本作は紙本での表現を模索したものと推測される。

1868/9/18-1958/2/26

ヨコヤマタイカン

Taikan YOKOYAMA

J-379

初冬

ショトウ

Early Winter


制作年:1924~1925
サイズ:43.5×55
技 法:紙本墨画
材 質:
形 状:軸装