1530頃-1581
P-36
ウ゛ィーナストアドニス(ティツィアーノシタエ)
制作年:16世紀
サイズ:25.4×17.5cm
技 法:エングレーヴィング
材 質:紙
形 状:
コラールトはフランドルで絵画や版画を制作していた数代にわたる家系の名前。 本作は、ハンス・コラールトのモノグラムが入っており、ハンス(ヤン)・コラールトⅠ(1530頃~1581)の作品と思われる。ハンスは、父の工房で働いた後、ローマに行きそこでさらに技術を磨いた。生涯に多くの作品を残したが、特にルーベンス作品の版画化で知られる。 ティツィアーノ作品を版画化した本作は、狩りに向かおうとする美少年アドニスを制止するヴィーナス、樹下で眠るエロスが描かれる。彼女を振り切って出かけたアドニスは手負いの猪の牙にかかって死んでしまう。