所蔵作品

土田ヒロミ

土田ヒロミ
  • " 土田ヒロミは、福井県南越前町(旧今庄町)出身の日本を代表する写真家。1960年代末から、日本の土俗的な文化、ヒロシマ、高度経済成長、バブル経済などのテーマにより、変貌する日本の姿を撮り続けている。そのユニークな視点と斬新なスタイルは、写真表現を大胆に切り開き、これまでにない日本の時代と人々を表現してきた。  写真の「徹底的な記録」に踏みとどまることで、表現が高い倫理性を獲得する作品群とともに、近年はデジタル技術を積極的に活用して、写真の「記録性」を揺さぶる表現にも踏み出してる。  「俗神」は、1968年から1975年に、日本各地を撮影取材したモノクロ写真のシリーズ。1971年、フリーランスになる際、自分自身の立ち位置を検証するために、まず日本文化に対峙する必要性から生まれた作品である。日本の古い宗教的な空間や祭りの空間、富士山、伊勢神宮、吉野、青森など土俗的かつ時代をまたいで継承した文化、人々を捉えた土田の代表作である。出来事の中心を意図的に避け、余白のような時空にたたずむ人々を見事に形象化している。"

1939-

ツチダヒロミ

Hiromi Tsuchida

F-27

俗神「青森、弘前」 

ゾクシン アオモリ、ヒロサキ

ZOKUSHIN: God of the Earth 'Hirosaki, Aomori Prefecture'


制作年:1972
サイズ:22.5×33.1cm
技 法:
材 質:ゼラチンシルバープリント
形 状:


カード番号(44)