所蔵作品

マルク・シャガール

マルク・シャガール
  • " 1922年に自叙伝『わが回想』の挿絵を描くために初めて銅版画を制作して以来、15年間に400点以上もの版画を制作、さらに版画出版者テリアード、画商のヴォラールやマーグらの協力者を得て、次々に版画集を生み出し、生涯に2000点以上の版画を作ることになります。またその制作数のみならず、1948年に第24回ヴェネツィア・ビエンナーレで版画部門のグランプリを受賞したことからも分かるように、質的にも世界の美術史の中でも最も重要な版画家の一人といえます。  本作「サン・ポールのあけぼの」は、シャガールが1966年に最後の居住地となるサン・ポール=ドゥ=ヴァンスに移ってから2年後に制作されたもので、中世の美しい城塞町であるサン・ポールを背景に、温かみのある色彩と幻想的風景がシャガール版画の特徴を良く表しています。"

1887-1985

シャガール,マルク

Marc CHAGALL

P-734

サン・ポールのあけぼの

サン・ポールノアケボノ

Aurore à Saint-Paul (Dawn at Saint-Paul)


制作年:1968
サイズ:56.0×38.0cm(イメージサイズ)
技 法:カラーリトグラフ
材 質:紙
形 状: