所蔵作品

楠部彌弌

楠部彌弌
  • " 楠部は早くから重厚で温雅な作品において評価を確立した。特に1937年頃に、呈色剤を加えた土を塗って焼成し発色させる彩埏と言われる釉下彩磁技法を創案し、これにより京焼の伝統を踏襲しながらも尖鋭的な作風を開拓し、近代陶芸に多大な功績を残した。  本作はよくまとまった形の香炉であり、やはり彩埏による作品である。椿が蓋の部分を含め全体にまたがるが、わずらわしさはなく、気品のある華麗さが感じられ、楠部独自の構成手法が効果的に使われている。"

1897-1984

クスベヤイチ

Yaichi KUSUBE

H-40

彩埏春日香炉

サイエンカスガコウロ


制作年:
サイズ:高さ11.3cm×胴径11.8cm
技 法:
材 質:磁器
形 状:


カード番号(52)