所蔵作品

宮川教助

宮川教助
  • " 若干28歳で死去したため、残されている資料も作家経歴も少ないが、福井の北荘画会草創の頃に県外から指導に来た作家の一人として北荘画会の歴史には外すことの出来ない作家である。  本作品は、大正12年あるいは昭和元年(大正15年)のニ度の福井滞在のどちらかの折に描かれたもので、モデルとなっているのは旧所蔵者の祖父で、土岡秀太郎や宮川教助と交流のあった人物である。  茶系の色彩でアカデミックな手法で描かれ、左上方に宮川教助筆と読むことの出来るサインがあり、またその下には判読不能であるが、朱色で描かれた印をまねたような書き込みがある。本県美術界の発展に寄与した作家の足跡を印す 郷土ゆかりの作家の作品として貴重である。"

1898-1926

ミヤガワキョウスケ

Kyosuke MIYAGAWA

O-283

無題(肖像画) 

ムダイ(ショウゾウガ)


制作年:1923~1926
サイズ:61×34cm
技 法:油彩
材 質:キャンバス
形 状: