野村耕
野村耕
- 1950年パンリアル美術協会に入り、戦後のアンフォルメル旋風(欧州の抽象表現を中心とする美術の動向)を受けて、日常的な素材を絵画のモチーフに使った。ベニヤ板に直接顔料で描き、画仙紙を貼り合わせるなど新しい材質による表現を試みたが、本作のように新聞の厚く固い紙型(しけい)を切り割いて貼り合わせた起伏や亀裂に心の底をのぞかせる手法で広く注目された。
1927-1991
ノムラコウ
Ko NOMURA
J-265
制作年:1984
サイズ:181.5×121.5cm
技 法:コラージュ
材 質:紙型
形 状: