1835-1908
ハシモトガホウ
Gaho HASHIMOTO
J-255
テンポウキュウジョズ
制作年:1897頃
サイズ:128×56.2cm
技 法:絹本墨画淡彩
材 質:
形 状:
" 明治30年に結成された川越の雅邦愛好家の会「画宝会」の会員の家に伝わった作品で、つい数年前まで当該家の所蔵であったものである。 「天保九如図」の題は、「詩経」の天保篇に、天保(天子の位)を例えて、如山、如阜、如岡、如陵、如川、如月之恒、如日之升、如南山之寿、如松柏之茂の九如を述べて天子の長寿を祝した詞に由来する。瑞祥を集め日月松柏を加えた神仙山水の一種である。 本作品の制作年は、その作風から明治20年代の後半から30年ごろと考えられるが、更に詳しい検討が必要である。 "