制作年：19th C.　明治時代
サイズ：直径 114cm
技　法：絹本着色
材　質：
形　状：

近年福井県内で発見された作品である。高山樗牛と坪内逍遥の間で歴史画論争が起こるほど歴史画に対する一般の関心は高く、東京美術学校日本画科の新按の授業でも多く描かれた。背中を見せた武士、表情をみせぬその姿に思いもかけぬ襲撃の予感を感じさせる緊張感に満ちた画面になっている。