所蔵作品

ジョルジュ・ルオー

ジョルジュ・ルオー
  • " フランスの画家で、最初ステンドグラス職人の徒弟となり、その後エコール・デ・ボザールでギュスターヴ・モローに学んだ。1903年頃から道化師、娼婦、裁判官などのテーマを強い隈取と激烈な筆致で描いた。1914年以降、画商ヴォラールの注文で一時版画制作に専念し、《ミセレーレ》、《悪の華》、《ユビュ親爺の再生》などの名品を生んだ。後期には宗教的主題の作品に専念し、黒く太い輪郭線、豊かなマチエール、深く強い色、宗教的静けさなどを特徴とする様式を確立した。  《悪の華》は、ルオーがボードレールの詩集《悪の華》に着想を得て版刻した14枚の連作銅版画である。画商アンブロワーズ・ヴォラールがパリの刷り師ジャックマンに発注し1927年に500部が刷られた。これらの作品集は長い間ヴォラ-ルの手元に置かれたが、1966年にパリのエトワール・フィラントから計450枚が刊行され、425までエディション番号がふられた。本作はこのうちの一部である。"

1871-1958

ルオー,ジョルジュ

Georges ROUAULT

P-1

悪の華 悪魔

アクノハナ アクマ


制作年:1927
サイズ:44.5×33.5cm
技 法:ヘリオグラヴィユール、ドライポイント
材 質:紙
形 状: