所蔵作品

米谷清和

米谷清和
  • "日展評議員。多摩美術大学日本画科で横山操の薫陶を受け、現在は同大学日本画科教授。また、金沢市立美術工芸大学日本画科非常勤講師でもある。 無機質にうごめく都会の雑踏を、当初は至近距離で、あるいはズームアップに見つめて描き、流砂の様な都会に生きる人間の虚実をとらえて評価された。やがて被写体から次第に距離を取るようになり、遠くから都会の雑踏のあるがままを俯瞰して描くようになる。 本作品は日本画壇の将来を担う中堅の作家たちが10年間、派閥横断的に所属を離れての研究制作に挑んだ試みとして高く評価された横の会の、最終回展に発表された。渋谷駅は上京して以来、来る日も来る日も目にして知り尽くした雑踏である。ここでは、ありふれた日常をただひたすら高みから俯瞰するだけのあるがままの姿で描いている。作家独自の一つの到達を見せた作品である。"

1947-

ヨネタニキヨカズ

Kiyokazu YONETANI

J-314

秋、日の無い日

アキ、ヒノナイヒ


制作年:1993
サイズ:227×480cm
技 法:紙本著色
材 質:
形 状: